モテおじとして幸せな人生を送るために持つべきものは「自分軸」と「他人軸」のバランスです。
自分自身の人生を他人軸で評価しないこと、自分軸で評価することが大切です。
つまり、他人と自分を比較するのではなく、自分自身の成長や達成感を基準に人生を評価していくことが大切です。
現代社会では、つい他人と比較してしまう場面が多くあります。
例えば「自分はあの人より収入が少ない」「もっと若ければできていたのに」など。
他人軸で自分自身の人生の評価をしてしまうと、どうしても劣等感や不安が生まれてしまいます。
この他人軸というのが曲者なのです。
自分軸と他人軸の違い
他人軸での生き方とは、他者と自分を比較し、他人からの評価を気にして生きることです。
例えば、「あの人よりも給料が低い」とか「同僚が結果を残しているのに、私はまだ何もできていない」と感じてしまうこと。
他人の基準で自分の価値を決めると、常に不満がつきまとい、自己肯定感も低くなりがちです。
一方で、自分軸での生き方とは、過去の自分と比べて成長しているか、満足しているかを基準にすることです。
たとえば、「昔は収入が低かったけれど、今は収入が増えている」とか「彼女ができなかった時期があったけど、今は結婚している」というように、自分の進化や達成を基準にして人生を評価します。
モテおじに必要な「バランス感覚」
40代、50代の男性にとって、ただ自分軸で生きることだけが解決策ではありません。
重要なのは、自分軸と他人軸のバランスをうまく取ることです。
40代、50代の男性が抱える大きな問題は、体力や気力、集中力の衰えからくる「自分はもう必要とされないのではないか」という不安です。
この不安は、承認欲求や孤独感を増幅させる原因となり、人生の充実感を奪うことがあります。
仕事や家庭での役割が変わり、周りの期待も異なる中で、他人軸に囚われてしまうと自信を失いがちです。
しかし、自分軸だけに偏りすぎると、周りとの協調性を欠いてしまうリスクもあります。
モテおじが幸せになるためのの5つの条件
それでは、40代、50代の男性が幸せになるための5つの条件について見ていきたいと思います。
この条件を理解し、実践することで、自分軸と他人軸のバランスを取りながら、より幸せな人生を送ることができるようになるでしょう。
条件その1:「必要なものを見極める」
これは、他人軸ではなく自分軸で生きることと深く関わっています。
自分が持っているものに感謝し、過度な欲望に振り回されずに生きることを意味します。
ただし、「必要なものを見極める」ためには、いろいろな経験を積む必要があります。
若いころに様々な経験を積み、無駄なことも経験することで、自分にとって本当に必要なものや満足感が何かを知ることができます。
例えば、高級なものを手に入れてみたり、贅沢をしてみたりすることで、結局はシンプルな生活や家族との時間が最も大切だと気づくことができるのです。
一通り経験を積んだところで断捨離をすると、自分に必要なものが何であるかがより明確になるかもしれません。
条件その2:「あえてやらない」
次に重要なのは、「あえてやらない」ということです。
どういうこと?と思うかもしれませんが重要なことです。
これは、経験を積んだ後に、自分の欲望をコントロールする力を持つことを意味します。
例えば、お金をたくさん持っているけど、贅沢はしない、遊びたい気持ちがあっても、自制する。
このような考えを身に付けることで、自分軸を確立し、無駄なエネルギーを使わずに済むようになります。
この欲望をコントロールできていない状態は、まだ自分と他人を比較してしまっている段階かもしれません。
条件その3:「バランス感覚」
自分軸と他人軸のバランスを取る上で重要なのは、適切な比較を行うことです。
何かを成し遂げたいとき、自分と他人を比較して、どこが足りないのかを冷静に分析する必要があります。
しかし、すべてを他人と比べることは避け、自分の基準をしっかりと持ち続けることも大切です。
たとえば、成功している人を見つけて、その人から学ぶことは非常に有益です。
しかし、その一方で、単に成功している人とそのまま比べてしまうと、自分の個性や強みを見失うことになりかねません。
そこで、他人の良いところを取り入れつつも、自分らしさを忘れないことが大切です。
条件その4:「変化と普遍を認識する」
人生には、日々変化するものです。
変化に対応するためには、時代や環境の変化に対応するための知識やスキルが必要になります。
例えば、現代のテクノロジーやトレンドについて学び、それを自分の人生にどう取り入れていくかを考えることが重要です。
一方、普遍とは、どんな時代でも変わらない原則や価値観のことです。
例えば、人間関係やコミュニケーションの基本的な原理、人生の目標達成に必要な心構えなどは、時代が変わっても変わらない大切な要素です。
変化と普遍の両面を適切に認識し、自分がどのように行動するかのバランス感覚がモテおじには必要になります。
条件その5:「他人に継承する」
最後に、自分が学んだことや経験したことを他人に教え、継承していくことが重要です。
これにより、自分自身の成長だけでなく、周りの人々とのつながりも深まり、孤独感や承認欲求から解放されることができます。
例えば、職場で後輩を指導したり、家族や友人にアドバイスをすることで、自分が積み上げてきたものを次の世代に伝えることができます。
これにより、自分が社会に貢献しているという実感が得られ、人生の満足感がさらに高まります。
まとめ
今回あげた5つの条件はモテるおじさんになるためには直接関係ないように思われるかもしれませんが、周りにモテるおじさんがいる場合は観察してみてください。
かっこいい大人はいろいろな経験をしていて、確固たる自分を持っていて、かといって自分の考えを押し付けたりしないで周りから慕われる。
そんな人ではないでしょうか。
彼らは自分軸と他人軸を認識するバランス感覚があり、周りを不快にさせることなく、モテるオーラを出しているのです。
40代、50代の男性にとって、モテおじとして幸せな人生を送るためには自分軸と他人軸のバランスをうまく取ることが鍵となります。
他人と比べて自分の価値を見失うことなく、自分の進化や達成感に目を向け、そしてそれを他人に伝えていくことで、より豊かで満足のいく人生を送ることができるでしょう。
まずはできるところから一歩ずつ、一緒にモテおじを目指していきましょう!
コメント